先週末、リングリンクホールで行われたペンキ画家SHOGENさんのイベントに参加してきました。
SHOGENさんは、脱サラをして単身アフリカに渡り、村人と共に暮らしながら絵の修業をしたという方。
ワークショップのタイトルは、
「自分の中にある花を壁に描こう!」
子どもも大人も、それぞれの思い描く「花」を壁に表現していくのですが、
約1時間の作業中、SHOGENさんが何度も繰り返し強調していたのは、
・自分に集中する
・人と相談しない
・考えすぎない
・自分を信じる
・色にこだわる
・心をこめる
ということでした。
大人も子どもも、それぞれが自分と向き合い、無心になって表現する素敵な時間。
そして、みんなの心の中にある花々で、一つの素晴らしい作品が出来上がりました!
本当に本当に素敵な体験でした。
いつかクレイドルでも開催したいと思っています。
原村にこんな建物がどんどん増えていったら楽しいだろうなぁ。
そして、午後からのトークショーのテーマは、
「ブンジュ村で学んだ大切なこと」
SHOGENさんが絵の修業をしたブンジュ村。
シャーマンだったという村長さんのお祖父さんの言い伝えや、
SHOGENさんが村で体験したいろいろな出来事を話してくださったのですが、
もう、感動の連続でずっと涙が止まりませんでした。
子どもを、一人の人として扱うこと。対等に接すること。
これは、私は育児の中でずっと心がけてきたつもりでした。
でもそれはなんというか、
あくまでも「子どもを子ども扱いする世界の中でのスローガン」であり、
本質的にはぜんぜん足りていなかったことを思い知らされた。
そもそも、人を「扱う」っていう言い方からしておかしいし。
ブンジュ村の人々から、
子どもを人として(本気で)尊重するというのはどういうことか。
を教えてもらった気がします。
そもそもブンジュ村の人々は、他人と向き合うときの本気度がすごい。
丁寧に、時間をかけて、根気強く、皆が本気で向き合っているのです。大人も子どもも分け隔てなく。
人間とは?
人生とは?
幸せとは?
について改めて考えさせられた、本当に素晴らしいトークショーでした。
こちらは、イベント後、リングリンクの平川さんとの対談の様子。
ワークショップの様子。
次回のリングリンクでのワークショップ&トークショーも早速
8月21日(日)・22日(月)
で決まったようですので、ぜひぜひ多くの方に参加していただけたらと思います!!!